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マルタニの歴史

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マルタニ
社名の由来

江戸時代に山形で栄えた紅花商人の中でも、日本一の紅花商人と称えられた長谷川家(マルチョウ)から
1850年(マルタニ)長谷川家として分家して独立。
初代長谷川吉内は、本家に劣らぬ商才で紅花商人として財をなし、
山形の地域発展にも大きく貢献しました。
この長谷川家の屋号を1982年にそのまま会社名とし、現在に至っております。

HISTORY

マルタニの歴史

江戸時代末期、山形最大の紅花商人長谷川家からの
マルタニの歴史をご紹介します。

長谷川家は山形の特産、紅花をはじめ呉服や太物を扱う山形を代表する商家でした。
江戸時代後期には最上川舟運や北前舟で交易し山形藩の御用達を努めるまでに繁栄を極めました。

マルタニ長谷川家の五代目長谷川吉内は、1947年、マルタニの前身となる東北農林機材株式会社を創設
ここから今日に至る株式会社マルタニの歴史がはじまります。

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マルタニ
長谷川家とは

当社のルーツは、江戸時代末期、栄華を極めた、山形最大の紅花商人「長谷川家」の末裔です。
「長谷川家」は代々、山形の経済発展の一翼担ってきました。

長谷川家の初代、長谷川吉内は日本一の紅花商人といわれた宗家長谷川家の三男として生まれました。
紅花商人として財を成し、力をつけた吉内は、48歳の時、十日町の豪商吉田家の家屋敷を借り求め長谷川家より分家し長谷川家を起こしました。

三代目を襲名した吉内は、家業を拡大し山形織物や織物製造機を販売する山形機業を創業しました。
また、山形銀行の前身となる山形商業銀行頭取を務めるなど地域経済界にも貢献しました。

1880年から当主を務めた四代目は、家業の発展に尽くすと共に山形商業銀行頭取や山形商工会議所議員を務め
財界の重鎮として明治大正の山形県経済に貢献しました。
五代目当主となった吉内は、殖産相互銀行の社長を務めました。

1947年新たな事業として、マルタニの前身となる東北農林機材株式会社を創設 ここから今日に至る株式会社マルタニの歴史がはじまります。

長谷川家初代吉兵衛
長谷川家初代吉兵衛は、江戸時代中期、荷物を背負って峠を越える背負子(しょいこ)を生業としていました。その後、背負子から山形城下町材木町の職人の婿養子となりました。
長谷川家四代目吉兵衛
四代目吉兵衛の息子(後の五代目吉兵衛)が材木町(現十日町)で萬商(よろずあきない)を始め1797(寛永9)年 紅花の取扱を開始しました。
マルタニ初代吉内
分家後も宗家の仕事を手伝い、最大の営業基盤であった仙台方面の営業を担う。
紅花商人の他に呉服太物店も創設する。
マルタニ二代目吉内
初代の商売を引き継ぎ、事業を発展させる。
マルタニ三代目吉内
家業をさらに発展させる。また「山形織物」「山形機業」設立。山形商業銀行頭取を務める。
マルタニ四代目吉内
家業の他に、三代目同様山形商業銀行頭取を務める。
(五代目)吉三
家督を継ぐことなく、28歳の若さで早世する。
マルタニ五代目吉内
若くして結核を患うも、母マツの献身的な看護もあり回復。呉服太物店は叔父に譲り、現在の家業であるマルタニの前身 「東北農林機材」を設立。
また、きらやか銀行の前身 殖産銀行の頭取を務める。
マルタニ六代目憲治
五代目吉内は子供に恵まれず、五代目吉内の妹マスの次男として米沢市大町の遠藤家に生まれ、成人後、長谷川家に養子として入り、家督を継ぐ。
マルタニ七代目吉之介
現在のマルタニ代表として社会貢献を心がけ、さらなる発展に努めております。

マルタニの歴史年表

  • 1850

    長谷川家五代目吉郎治の三男として生を受けた長谷川吉内は、1850年にマルタニ長谷川家として分家して独立、紅花商人として財をなし、山形の地域発展にも大きく貢献しました。

  • 1870

    マルタニ長谷川家三代目を襲名した吉内は、家業を拡大し山形織物や織物製造機を販売する山形機業を創業。 また、山形銀行の前身となる山形商業銀行頭取を務めるなど地域経済界にも貢献しました。

  • 1947

    五代目当主となった吉内は、1947年新たな事業として、マルタニの前身となる東北農林機材株式会社を山形市十日町に創設、ここから株式会社マルタニの歴史がはじまります。

  • 1951

    松下電器産業株式会社(現・パナソニック株式会社)と代理店契約、翌年には新東工業株式会社と代理店契約を結ぶなど会社を大きく発展させていきます。

  • 1956

    株式会社丸谷商店と商号変更

  • 1977

    1977年三菱電機製のエレベーター取り扱い開始、社業がますます発展していきます。

  • 1982

    株式会社マルタニと商号変更

  • 2006

    山形市十日町から現在の山形市東山形へ本社移転。旧社屋は山形まるごと館 紅の蔵として山形市の街なか観光拠点と中心市街地の活性化に貢献しております。

  • 2019

    令和元年6月 長谷川吉之介 第8代目 代表取締役就任。

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